Art House
Void and Orb
アトリエ、宿泊するための部屋、3坪ほどの小さなギャラリーを持つ山荘です。
北軽井沢の浅間山の麓に広がる標高1100mの高原に位置します。
夏も涼しく霧に覆われ、森の中で四季の美しい移ろいを楽しむことができます。
実験的な美術を通して思索し交流を楽しむプライベートな場として、 アーティストランにより現代美術の展示やイベントを開催していきます。
主に年に一回、決められた期間だけ企画展を行います。
来場はアポイントメント制です。
限られたゲストと作品との対話の中で静かな時間を過ごすための場所です。
展示は毎回テーマを持って構成され、テキストにまとめられます。
その内容やゲストとの対話の記録は、本ウェブサイトにアーカイヴとして記録され、一般に公開されます。
Voidとは、何もなく欠けている様子、深淵、空洞、空虚、無、穴。
Orbとは、球体、天体、眼球、宝珠、玉響(たまゆら)、光の揺らめき、などを表す言葉です。
穴と球は反転すると表裏一体のようです。VoidからOrbは生まれ、OrbはVoidに埋まる。
芸術とは、人の虚無から生まれる玉響のようなものではないかという思いから、
この場にVoid and Orbという名をつけました。
2018年 7月 船井 美佐
void and orb